ドイツ留学でのeSIMの選び方は?メリット・デメリット・出発前の準備まで解説
ドイツ留学を控えて現地の通信手段選びに迷う人は多く、渡航後すぐにスマホを使えるか不安を感じるケースは珍しくありません。
ドイツ到着後すぐにインターネットへ接続する選択肢として、オンラインで手軽に開通できるeSIMの利用が非常に便利です。
今回の記事では、ドイツ留学に向けたeSIMの選び方・メリット・デメリット・準備・おすすめのサービスをまとめました。
まずは渡航前に必要となる準備をチェックし、現地での快適な通信環境を確保するために最適なeSIMを選びましょう。
ドイツ留学中の通信は何を選べばいい?
留学中の通信手段として、最近は物理SIMではなく手軽に利用できるeSIMを利用する人が増えています。
eSIMとは、スマホに内蔵されたSIMに通信プランを追加し、物理SIMなしでインターネットへ接続できる仕組みです。
日本のeSIMについての詳しい内容は、「eSIMカードとは何ですか?どのように機能しますか?」が参考になります。
留学中の通信手段として一般的なポケットWi-Fi・eSIM・現地キャリアのSIMカードの特徴を、以下の表にまとめました。
手段
ポケットWi-Fi
eSIM
現地キャリアのSIMカード
特徴
・複数端末で共有しやすい
・受取・返却・充電が必要
・渡航前に購入・設定しやすい
・対応端末・SIMロック解除の確認が必要
・長期滞在では費用を抑えやすい
・現地で契約・本人確認が必要
留学中にeSIMを利用するメリット・デメリット
留学先でeSIMを活用するメリット・デメリットを、以下の表に整理しました。
メリット
・渡航前に購入・設定しやすい
・物理SIMの差し替えが不要
・対応端末なら、日本の番号を残しやすい
デメリット
・eSIM対応端末が必要
・SIMロック端末では他社回線を使えない場合がある
・データ専用プランでは音声通話・SMSが使えない
eSIM最大の利点は、オンラインでプロファイルをダウンロードするだけで、ドイツに到着してすぐ通信を開始できる手軽さです。
また、デュアルSIM対応端末なら、留学先のデータ通信と日本の電話番号の両立が可能です。
ドイツ留学で使うeSIMの選び方
滞在期間の長い留学では、安定した通信品質と大容量データのeSIM選びが現地生活をスムーズにはじめる鍵です。
ドイツ留学で使うeSIMの選び方についてのポイントは、以下の表のとおりです。
ポイント
データ容量
内容
・地図・SNS中心なら少容量を選ぶ
・動画・ビデオ通話が多いなら大容量を選ぶ
利用期間
・滞在日数にあうプランを選ぶ
・長期留学では30日間以上・追加チャージ対応が使いやすい
サポート
設定トラブルに備え、24時間チャットなどのサポート有無を確認する
どのサービスを選ぶ場合でも、日本を出発する前にオンラインで購入して設定をすませておきましょう。
留学前に必ず確認!eSIMを使うための準備・チェックリスト
現地に着いてからインターネットにつながらない事態を防ぐため、以下の項目を順番にチェックしましょう。
スマホがeSIMに対応しているか確認
SIMロック解除の有無
データ容量の目安
ドイツへの留学前に万全の準備を整えて、現地でのスムーズなインターネット環境を確保しましょう。
スマホがeSIMに対応しているか確認
eSIMを使うための最初の関門は、お手持ちのスマホ本体が対応しているかの確認です。
iPhoneの場合は設定アプリの「一般」→「情報」で「EID」が表示されれば対応機種と判断できます。
対応機種の目安としてはiPhoneならXS・XS Max・XR以降のモデルが該当しますが、公式サイトから確認しましょう。
一方、Android端末は、設定内の「モバイルネットワーク」などに「eSIMを追加」メニューがあるかどうかが判断基準です。
SIMロック解除の有無
端末がeSIMに対応していても、SIMロックがかかったままだと他社の通信回線の利用ができません。
iPhoneでは、「設定」→「一般」→「情報」で「SIMロック」が「SIMロックなし」である必要があります。
Androidは機種により表示が異なるため、設定アプリで「SIMの状態」を探すか、購入元キャリアに確認するのが確実です。
2021年10月以降に国内で販売された端末はSIMロックがかかっていないため、新しい機種なら問題ないでしょう。
解除手続きは、契約しているドコモやauなどのキャリアのオンラインページから申請できるのが一般的です。
古い端末や中古端末では、購入元キャリアのSIMロック解除条件や端末状態を確認しておきましょう。
データ容量の目安
留学中のデータ容量は、自身の利用スタイルにあうプランを選ぶのが、通信費の無駄を省くポイントです。
主な用途がSNSの閲覧や地図アプリの利用なら、1か月あたり3GB〜10GBを目安にすると不足しにくいでしょう。
なお、動画視聴や家族とのビデオ通話を頻繁に行う人は、20GB以上の大容量か無制限プランが現実的です。
容量が少ないプランを選んでしまうと、月末に速度制限がかかり、必要な調べ物ができなくなる恐れがあるため注意しましょう。
渡航前に、自分が日常的にどのアプリでどれくらいのデータを使うかを振り返り、必要な容量を見積もってください。
ドイツ留学におすすめのeSIMサービス「Saily」
出典:Saily公式サイト
ドイツ向け料金
・1GB・7日間:4.49ドル
・3GB・30日間:8.99ドル
・20GB・30日間:25.99ドル
対応エリア
200以上の国・地域でデータプランを提供
設定方法
・アプリからeSIMをインストールできる
・QRコードや手動の有効化コードは不要
利用開始
・出発前に購入・インストールできる
・到着後すぐインターネットへ接続しやすい
サポート
24時間チャットサポートに対応
Sailyは、世界的セキュリティ企業「Nord Security」のeSIMサービスで、高い信頼性により留学中の通信におすすめです。
ドイツ向けプランは1GB/7日間で約720円(4.49ドル)から利用でき、複雑な設定や現地での購入手続きは不要です。
また、地域・グローバルプランならドイツ国内だけでなく、近隣諸国への旅行時も追加購入なしで使用できます。
専用アプリでデータ残量の確認や追加チャージが手軽に行え、通信速度も動画視聴や地図検索に十分な安定性を備えています。
支払い方法は、主要クレジットカード・Google Pay・Apple Payに対応しており、留学生でも簡単に決済可能です。
eSIMの設定手順をステップで解説
一般的なeSIMの設定手順について、以下の表にまとめました。
ステップ1
Wi-Fi環境でeSIMを購入し、事業者のアプリや案内を開く
ステップ2
・iPhoneはQRコードを使うか、画面の案内に沿ってeSIMを追加する
・Androidは設定アプリから「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「SIMを追加」→「eSIMを設定」を選ぶ
ステップ3
画面の案内に沿ってアクティベーションを完了する
ステップ4
モバイルデータ通信の回線をeSIMに設定する
ステップ5
現地到着後、データローミングをオンにして接続を確認する
なお、eSIM開通前にWi-Fi環境と物理SIMの一時オフをしておくと、設定がスムーズに進みます。
また、デュアルSIM構成ではデータ通信用デフォルト回線をeSIMにし、自動切替をオフにすると意図しない通信を防げます。
一部のeSIM事業者では、APN構成プロファイルを手動でダウンロード・インストールする手順が必要です。
APN構成プロファイルとは、スマホがインターネットに接続するためのネットワーク設定データです。
eSIMで安心な留学をスタートするなら準備を今はじめよう
留学先での通信手段として出発前に準備できるeSIMを選ぶと、到着してからすぐスマホを使いはじめられます。
留学初日から地図や翻訳アプリを活用でき、空港の不安定な無料Wi-Fiに悩まされる心配がありません。
事前に日本で設定をすませておけば、現地で言葉の壁に苦労しながらSIMカードを購入する手間も省けます。
長期の留学では、住まいのインターネット環境を考慮し、利用するデータ容量を決めるのが出発前の重要な準備です。
滞在全体の通信を安定させるため、eSIMをメイン回線として活用し、安心で快適な留学生活をスタートさせましょう。