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札幌のクリスマスマーケット:2024 ミュンヘン・クリスマス市

札幌のクリスマスマーケット:2024 ミュンヘン・クリスマス市

もうすぐクリスマスですね☆

現在開催中の札幌のクリスマスマーケット2024 ミュンヘン・クリスマス市についてご紹介します!

 

札幌では、ドイツのミュンヘンと友好都市の関係があることから、「ミュンヘン・クリスマス市」が毎年開催されています。

 

実は日本で本場ドイツのクリスマスマーケットを体験できる貴重なイベントなんです!

冬の札幌は、美しいイルミネーションとともに、多くの観光客や地元の人々を魅了するイベントが満載で、その中でも特に注目されるのが、札幌市がドイツ・ミュンヘン市と姉妹都市提携を記念して始まった「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」です。

 

このイベントは、ドイツの伝統的なクリスマスマーケットを体験できる特別な機会を提供しています。

このクリスマスマーケットの魅力や楽しみ方を、YouTubeでの体験レポートや公式情報を交えながらご紹介します。

 

 

ミュンヘンとの絆:姉妹都市提携が生んだ冬の風物詩

札幌とミュンヘン。遠く離れた二つの都市は、1972年の札幌冬季オリンピックを契機に姉妹都市提携を結び、半世紀以上にわたり交流を深めてきました。

共に豊かな自然と文化を誇る都市として、多くの共通点を見せています。

 

札幌とミュンヘンは、地理的には遠く離れていますが、気候的には共通点があります。

どちらも内陸性気候で、夏は涼しく、冬は寒さが厳しいのが特徴です。

特に冬季の積雪は両都市の共通点であり、冬季スポーツが盛んな都市でもあります。

札幌は冬季オリンピックの開催都市として、ウィンタースポーツの施設が充実しており、ミュンヘン近郊にもスキーリゾートが点在しています。

 

姉妹都市としての交流は、文化、スポーツ、経済など多岐にわたります。

市民レベルでの交流も盛んに行われており、学生交換プログラムや文化交流イベントなどが開催されています。

特に、ビールを通じた交流は深く、札幌大通公園で開催される「さっぽろオータムフェスト」は、ミュンヘンのオクトーバーフェストを参考にスタートしたイベントです。

本場の雰囲気を再現した会場で、ドイツビールやソーセージを楽しむことができます。

 

また、ミュンヘンでも札幌の文化を紹介するイベントが開催されるなど、相互理解を深めるための取り組みが継続的に行われています。

両都市の都市計画にも、姉妹都市提携の影響が見られます。札幌の大通公園は、ミュンヘンの英国庭園を参考に設計されたと言われています。

広大な緑地は、市民の憩いの場としてだけでなく、都市景観の向上にも大きく貢献しています。

 

ミュンヘンでは、札幌の雪まつりにインスピレーションを受けた雪像の展示が行われたこともあります。

 

近年、地球環境問題への意識の高まりを受けて、両都市は環境分野での協力も強化しています。

再生可能エネルギーの導入や省エネルギー対策など、持続可能な都市づくりに向けた取り組みを共有し、互いに協力することで、より効果的な対策を進めていくことが期待されています。

札幌とミュンヘンは、姉妹都市として、文化交流や経済協力だけでなく、環境問題といった地球規模の課題にも共に取り組んでいます。

遠く離れた二つの都市が、互いの魅力を尊重し、協力関係を築くことで、それぞれの都市の個性を活かしながら、更なる交流の深化が期待されます。

 

 

2002年から始まったミュンヘン・クリスマス市は、今では札幌の冬の風物詩として定着しています。

本場ミュンヘンのクリスマス市をモデルに、ヒュッテと呼ばれる木の小屋が立ち並び、クリスマスオーナメントや工芸品、そしてドイツの伝統的な食べ物や飲み物が楽しめます。

このイベントは、単なる商業イベントではなく、両都市の文化交流の場としての役割も担っており、札幌市民にとって、ミュンヘンとの繋がりを身近に感じられる貴重な機会となっています。

 

 

ドイツと札幌のクリスマスマーケット

ドイツのクリスマスマーケットの歴史は古く、14世紀にまで遡ると言われています。

ドレスデンで開催される「シュトリーツェルマルクト」は、ドイツ最古のクリスマスマーケットとして知られ、600年以上の歴史を誇ります。

ニュルンベルクの「クリストキントレスマルクト」、ミュンヘンの「マリエンプラッツのクリスマスマーケット」など、各地で個性豊かなクリスマスマーケットが開催され、それぞれ独自の伝統や魅力を持っています。

 

クリスマスマーケットの中心となるのは、可愛らしい木製の屋台「ヒュッテ」。

ヒュッテでは、職人手作りのクリスマスオーナメントや工芸品、温かいグリューワインやホットチョコレート、そして地域特有のグルメなど、様々な商品が販売されています。

 

札幌のクリスマスマーケットも、そんなドイツの雰囲気そのままに楽しめちゃいます。

 

「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」は、毎年11月下旬から12月25日まで開催されるイベントで、大通公園2丁目を中心に繰り広げられます。

このマーケットは、2002年にスタートし、以来多くの人々に愛されています。

 

特徴は、ドイツの伝統的な屋台「ヒュッテ」が立ち並び、クリスマスグッズやドイツの食品を楽しめることです。

また、マーケット全体が温かいイルミネーションで彩られ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

 

職人手作りのクリスマスオーナメントや工芸品、温かいグリューワインやホットチョコレート、そしてドイツの伝統的なソーセージやプレッツェルなど、魅力的な商品が販売されています。

きらびやかなオーナメントは、クリスマスツリーを彩るだけでなく、大切な人への贈り物にもぴったりです。

見ているだけでも心が躍る美しい品々は、きっと特別なクリスマスの思い出を作ってくれるでしょう。

また、冷えた身体を温めてくれるグリューワインやホットチョコレートは、クリスマス市の定番。スパイスの効いた温かい飲み物を片手に、ロマンティックな雰囲気を満喫できます。

そして、ドイツの伝統的な味覚も忘れずに!ジューシーなソーセージや香ばしいプレッツェルは、クリスマス気分をさらに盛り上げてくれること間違いなしです。

 

今年も例年通り、伝統的なクリスマス飾りや食品が多く出店されています。

家族や友人、恋人と一緒に、クリスマスの魔法にかかったような空間で特別な時間を過ごせる、まさに心温まる体験ができる場所ですので、是非行ってみて下さい♪

 

美しいイルミネーション、心躍る音楽、そして美味しい食べ物と飲み物。

五感を刺激する魅力が詰まったこのイベントで、忘れられないクリスマスの思い出となること間違いなしです。

 

 

行ってみたらこんな感じだった!

マーケットに入るとまず目に飛び込んでくるのがイルミネーション!

キラキラ光るデコレーションの中にあるお店はまるでおとぎ話の世界。

伝統的なドイツのキャンドルホルダーや、雪を振らせるスノードームなど、かわいいものが目白押しでした!

「札幌バージョン」のデザインもあったりして、日本らしさがプラスされてるのもいい感じです♪

 

▽札幌のクリスマスマーケット:美味しいものもいっぱい!

もちろん食べ物も見逃せません!

ドイツ定番の「ソーセージ」や「ブレーツェル(ドイツ風のパン)」、それに「ホットワイン」までしっかり楽しめます♪

寒い中でホカホカのソーセージにマスタードとケチャップをたっぷりかけて食べると、最高です!

甘党の方にはチョコレートドリンクや生クリームたっぷりのデザートもおすすめですよ^^

クリスマスの雰囲気に包まれながら食べると、美味しさが倍増します。

 

▽札幌のクリスマスマーケット:飲食メニュー

• ソーセージとプレッツェル

ドイツの定番料理で、特にソーセージはケチャップとマスタードをたっぷりつけて楽しむのがおすすめ。

• ホットワイン(グリューワイン)

寒い冬には欠かせない、体を温めてくれる甘くスパイシーなドリンク。

• アイスバイン

ドイツの代表的な家庭料理で、豚のすね肉や豚足を塩漬けにして煮込んだ料理

• シュバイネ プラーテン

ドイツのバイエルン地方を代表する肉料理で、豚の塊肉を煮込んで作るローストポークです。

• スイーツ

シュトレン(ドイツの伝統的な甘いパン)、生クリームとチョコレートが絶妙に組み合わさったドリンクなど。

 

 

▽札幌のクリスマスマーケット:クリスマスグッズ

とっても可愛いクリスマスグッズもたくさんありました!

一部ご紹介します!

• 伝統的なキャンドルホルダー
木製で中にキャンドルを入れると優しい光を放つデザインが特徴的。

• スノードーム
サンタクロースやクリスマスツリーをテーマにした可愛らしいデザイン。

• ドイツ製の装飾品
クリスマスツリーのトップに飾る星型のオーナメントや、ノスク(くるみ割り人形)などが販売。

• グラスギャラリー

ガラスでできた可愛いクリスマスオブジェやピアス等。

 

是非素敵なクリスマスの思い出に買ってみてはいかがですか?

可愛いものばかりで選ぶのが大変かもしれませんね♪

 

 

ペットも楽しめる!

クリスマスマーケットでは、サンタのコスプレをした犬たちが目を引きます。

ペットも同伴できるため、家族全員で楽しむことができますよ。

かわいいサンタのコスプレをしたワンちゃんたちが集まる撮影会もあって、犬好きにはたまらない空間です。

家族で来ても楽しめる要素がたくさんあるので、みんなで行っても大満足になること間違いなしです!

 

 

本場と日本のクリスマスマーケットの違い

ドイツ人の視点から見ても、札幌のマーケットは本場ミュンヘンの雰囲気を忠実に再現されていました。

特に印象的なのは、以下のポイントです。

• 本場同様のアイテムの多さ
ドイツから直輸入された製品が多く、訪れるだけで異国の文化を感じられます。

• 温かい接客と日本ならではの配慮
多言語対応の案内や、日本の特色を活かした商品もあり、訪れる全ての人々が楽しめるよう工夫されています。

 

 

札幌の冬とクリスマスマーケット

札幌のクリスマスマーケットのもう一つの魅力は、雪とイルミネーションの美しさです。

会場のキラキラとした灯りと、雪景色が織りなす幻想的な風景でクリスマスにぴったりです。

特に、大通公園全体が光で包まれる様子は圧巻で、多くの観光客が記念撮影を楽しめます。

 

また、マーケットだけじゃなく、札幌の街全体がこの時期はイルミネーションで輝いているので、雪景色の中で見る光の演出は、まるで別世界です。

どこを見ても写真映えするスポットばかりで、ついついシャッターを切る手が止まりませんよ♪

 

また、公式サイトや各種SNSではイベントの最新情報が発信されていますので、訪問前にチェックしてみてください。

 

 

「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」は、寒さを忘れるくらい素敵な空間で、ドイツの伝統と日本のホスピタリティが融合した唯一無二のイベントです。

本場ドイツの雰囲気を味わいたい人にも、家族や友達とワイワイ楽しみたい人にもおすすめです!

 

クリスマスの雰囲気を存分に味わいながら、札幌の冬を楽しむ素晴らしい機会にぜひ足を運んでみてください!

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室蘭工業大学のドイツ語クラスは2024キャラクター語学書&旅行会話書サマーフェア飾りつけコンクール」で最優秀賞を受賞!

2024年、「キャラクター語学書&旅行会話書サマーフェア飾りつけコンクール」にて、室蘭工業大学の生協が最優秀賞をいただきました!

このコンクールは、全国の書店がディスプレイで工夫を競い合うイベントで、語学の本や旅行に関連する小物を取り入れながら、カラフルなキャラクターそのものがお客様を迎えてくれるような雰囲気作りを目指しました。

 

語学や旅行会話に関連する書籍を、楽しく展示する努力が評価されて嬉しいです。

 

 

飾りつけが完成した後、ディスプレイを見て見守り、「可愛い!」「勉強が楽しくなる!」といった嬉しいお声をいただきました。

 

みなさん!投票して頂き、ありがとうございました!!

 

 

賞品は「特製図書カード」と「グリコお菓子詰め合わせ」を頂きました♪

お菓子詰め合わせは、なんと!!!上半身が隠れる程、大きな箱で頂きました^^

 

中には大好きなコロンをはじめ、たっっっくさんのお菓子が入っていて、美味しくみんなで頂きましたよ。

 

 

本当にありがとうございました!!

 

 

 

ディスプレイでもお勧めしている本を紹介します!

 

マウスと仲間たち 楽しくかんたん ドイツ語

ドイツで50年以上愛される国民的人気キャラクター「マウス」が語学書に登場しています。

初心者にもおすすめの一冊で、ドイツ語の基本的な表現をマウスとその仲間たちの可愛いイラストとともに、楽しく覚えられますよ。

フレーズおよび会話は、ネイティブが日常的に使うものだけを厳選されていて実用性に優れています。

著者はNHK「テレビでドイツ語」に出演していたマライ・メントラインさん。

言葉の意味だけでなく、文化的背景や最新のトレンドなどを踏まえ、ユーモアたっぷりに解説されています。

 

チャプターは6つの場面に分かれています。

第1章 あいさつ

第2章 気持ち

第3章 コミュニケーション

第4章 学校・仕事

第5章 おでかけ・休日

第6章 季節の行事

 

第3章ではドイツ語学習者にとって必須用語が網羅されていて、

第6章では、ドイツ人にとって大事な祝祭も知ることができます。

 

章の間にはコラムを掲載されていて、ドイツと日本をよく知る著者の視点から、日独の違いもわかりますよ!

 

ドイツ語→日本語の音声つきなので、ドイツ語勉強されている方やドイツ旅行の予定がある方等お勧めです。

 

この本のおすすめポイント

1. 授業内容に合ったフレーズが豊富

o 授業で扱った「お腹が空いた」や「眠い」などのフレーズが多数収録されています。

o さらに「喉が乾いた」などの関連フレーズも掲載されており、実用的です。

2. 可愛いイラストで覚えやすい

o フレーズに合わせた可愛いイラストが描かれていて、楽しく学習を続けられます。

o イラストと一緒だと記憶に残りやすく、試験対策にも効果的!

3. 文法の基礎もサポート

o 初心者がつまずきやすい動詞の変化や文法の基本を、わかりやすく解説。

o 必要なポイントがコンパクトにまとまっています。

4. お手頃な価格

o 価格は1,200円とリーズナブル。学生さんにも手が届きやすい値段です。

 

購入方法は室蘭工業大学の生協に置いてありますので、直接購入して試験勉強等に役立ててください!

 

また、下記からも購入できます。

 

是非!マウスと一緒に楽しくドイツ語を勉強してみましょう♪

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室蘭工業文化大学祭に愛犬マックスが登場

室蘭工業文化大学祭

先日、室蘭工業大学で行われた文化祭に、愛犬のマックス君(コーギー)と一緒に参加しました。

 

今年の文化祭も学生エネルギーたちが溢れて、多様な企画が並び、例年以上に盛り上がっていましたよ~!

 

私は、ドイツを知ってもらうブースを出店し、ドイツ風景の顔出しパネルのフォトスペースも併設しました。

(愛犬もいたので、他店から遠い場所に出店しています)

 

ドイツの旗や風景画を飾ったりして、他にもドイツ語体験など子供達にもドイツに興味を持ってもらえたら嬉しいな、と思いながら準備しましたが、予想以上に多くの方が立ち寄ってくれて感激しました!

特に、子どもたちが「これドイツの街並みなの?」と目を輝かせながら聞いてくれたり、学生さんが「ドイツ語って難しそうだけど面白い!」とチャレンジしてくれたりと、にぎやかで楽しい雰囲気に包まれていました。

 

そして、何よりの人気者は愛犬のマックス君!

出店場所が少し離れていたにもかかわらず、「看板犬がいるって聞いて来ました!」という声もたくさんいただきました。

マックス君は、尻尾を振りながら皆さんをお迎えしてくれて、撫でてもらったり、一緒に写真を撮ったりと大忙しでした。

皆さんから「可愛い~!」「お利口さんだね」と言われるたび、私も心の中で鼻が高くなっていました(笑)。

たくさんの人に声をかけられ、撫でられたり、一緒に写真を撮ってもらったりしました。

(ちなみにアレルギー対策として、手袋も用意しました。)

 

普段は穏やかな性格のマックス君も、この日は終始嬉しそうにしていましたよ♪

 

さらに、ブースでは、私も愛用中のマックス君Tシャツも販売しました。

手に取っていただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

当日買えなかった方や文化祭に来られなかった方の為に、こちらでも販売させて頂く事になりました。

https://jp.mercari.com/item/m51014639274

 

ぜひお手にとっていただけると嬉しいです。

 

 

文化祭を通して、学生たちの創造性と熱意に溢れて多くの方々との交流を楽しむことができました。

本当に楽しかったです!

室蘭工業大学の文化祭は、毎年新しい発見があり、人、さらにはペットまでもが繋がる素晴らしいイベントですので、来年もぜひ、また愛犬と一緒に参加したいと思います。

これからも、ドイツ文化の魅力を広めていけるよう愛犬マックス君とともに頑張ります!

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ドイツ語と英語はどう似ている?その歴史と共通点

ドイツ語と英語は、ともにインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、共通の祖先を持っています。

そのため、2つの言語には類似した単語や文法構造が多く見られる一方で、歴史的背景や文化の違いから、それぞれ独自の発展を遂げてきました。

今回はドイツ語と英語の関係や、ドイツでの英語の通用度、そして両言語の歴史的なつながりについて紹介します

ドイツ語と英語の関係と歴史

ドイツ語と英語は、ともにインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、共通の祖先を持っています。

そのため、2つの言語には類似した単語や文法構造が多く見られる一方で、歴史的背景や文化の違いから、それぞれ独自の発展を遂げてきました。

今回はドイツ語と英語の関係や、ドイツでの英語の通用度、そして両言語の歴史的なつながりについて紹介します♪

 

 

ドイツ語と英語の類似

ドイツ語と英語は、単語や発音、文法において共通点があります。

まず、似ている単語をいくつか例として挙げると、以下のようなものがあります。

 

[ 同系語 ]

英語 / ドイツ語

Water / Wasser

Hand / Hand

House / Haus

Friend / Freund

Family / Familie

name / Name

drink / trinken

mother / Mutter

father / Vater

son / Sohn

new / neu

old / alt

 

[ 借用語 ]

Computer / Computer

Internet / Internet

telefon: / Telephone

radio / Radio

hotel / Hotel

restaurant / Restaurant

Universität / University

Student / Student

Professor / Professor

 

これらの単語は、発音やスペルが非常に似ており、両言語が同じルーツを持つことを示しています。

 

また、文法においても、英語とドイツ語には共通点があります。

例えば、どちらの言語も基本的なSVO(主語-動詞-目的語)の語順を持っており、過去形や現在完了形の構造にも類似点があります。

 

【例】

英語:I give you this book.

ドイツ語:Ich gebe dir dieses Buch.

 

I : Ich

give : gebe

you : dir

this : dieses

book : Buch

のように、語順も含めすべての単語がそのまま一致しています。

 

もっと複雑な文になると、単語を一対一に対応させるのは難しくなりますが、簡単な文では一対一の対応も可能ということは、英語とドイツ語がかなりよく似ているかと思います。

 

 

一方で、発音や語彙の面での違いも多く、これが2つの言語の独自性を際立たせています。例えば、英語の「th」音は、ドイツ語には存在せず、ドイツ語の強いR音は、英語には見られません。

こちらの違いは後程、紹介します。

 

 

ドイツで英語は通じる!?

結論から言うと、特に都市部や若年層ではかなり高い英語力があり、一般的なコミュニケーションには問題ありません。

大都市や観光地では、レストランやホテル、公共交通機関などで英語が広く通じます。

さらに、ドイツの教育システムでは、英語は義務教育の一環として早い段階から教えられており、若い世代ほど英語を流暢に話す傾向があります。

 

一方、地方部や年配の世代では、英語の使用が限られることがあります。

特に、ドイツの年配者の中には、英語教育を受けていない人もいるため、日常会話で英語を話すのは難しい場合があります。

しかし、ドイツ全体としては、ヨーロッパの中でも英語が比較的通じやすい国の一つとされています。

 

 

ドイツの英語力の現状

ドイツ人の英語力は、ヨーロッパの中でも非常に高い水準にあります。

英語能力指数(EF English Proficiency Index)によると、ドイツは英語力の面で「非常に高い」と評価されています。

特に、ドイツの若者は多くが流暢に英語を話し、ビジネスや学術の分野でも英語が重要な役割を果たしています。

 

また、ドイツの高等教育機関では、英語で授業を行う大学やプログラムが増加しています。

特に、国際的な学生や研究者を対象としたプログラムでは、英語が主要な言語として使用されており、ドイツ語を話せなくても留学や仕事ができる環境が整っています。

 

 

ドイツと英語の歴史

ドイツ語と英語の歴史的なつながりは、何世紀にもわたって形作られてきました。

両言語のルーツは、共通のゲルマン祖語にあります。

紀元前500年頃にさかのぼるゲルマン語派は、ヨーロッパ北部で話されていた言語群であり、そこから現代のドイツ語や英語が分かれて発展しました。

 

中世には、イギリスとドイツは文化や貿易を通じて強い関係を持っていて、特に、13世紀から15世紀にかけてのハンザ同盟は、北海とバルト海沿岸の都市間での貿易ネットワークを築き、ドイツ語が多くの貿易都市で共通語として使用されていました。

これにより、英語にも多くのドイツ語起源の単語が取り入れられました。

 

さらに、近代には、科学技術や哲学、文学の分野でドイツ語が国際的に重要な言語となり、英語話者もドイツ語を学ぶ必要がありました。

特に19世紀、ドイツの哲学者や科学者、作家たちの影響は大きく、英語圏の人々が彼らの作品を読むためにドイツ語を学ぶ機会が増えたそうです。

 

 

ドイツ語と英語の違い

似ている点が多いドイツ語と英語ですが、やはり違いもあります。

 

1.文法の違い

ドイツ語の文法は、英語よりも複雑です。

ドイツ語には名詞の性(男性、女性、中性)があり、それに応じて冠詞や形容詞の変化形が異なります。

 

英語には、名詞に「性別」はありません。

英語を話す人たちにとって、名詞に「性別」があるなんて、ちょっと想像しづらいですよね。例えば、「机」や「手紙」に男性とか女性とか、考えたこともないかもしれません。ところが、ドイツ語では、名詞の一つひとつに、まるで生きているかのように「性別」が備わっているのです。

 

ドイツ語の「名詞の性」には、

  • 男性名詞

  • 女性名詞

  • 中性名詞

の3つがあります。

 

英語と違って、フランス語やスペイン語など、ヨーロッパの多くの言語には、実はこの「名詞の性」が存在します。

 

興味深いことに、大昔、英語にもドイツ語のように3つの性があったと言われています。

英語もドイツ語も、元をたどれば「ゲルマン祖語」と呼ばれる古代の言語から生まれた兄弟のようなものなので、このゲルマン祖語には、すでに3つの性が存在していたようなのです。

つまり、ドイツ語は、ご先祖様であるゲルマン祖語の特徴を、今も大切に受け継いでいると言えるかもしれません。

 

どんな風に名詞に性別が割り当てられているのか?

残念ながら、ほとんどの場合、単語ごとに覚えるしかありません。

辞書を引けば、名詞の横に必ず男性名詞なら「der」、女性名詞なら「die」、中性名詞なら「das」といった記号が書いてありますので、それを参考にしましょう。

 

【例】

  • Himmel (天) は 男性名詞

  • Erde (地) は 女性名詞

  • Mond (月) は 男性名詞

  • Sonne (太陽) は 女性名詞

家族に関する単語では、

  • Vater (父) は 男性名詞

  • Mutter (母) は 女性名詞

  • Kind (子供) は 中性名詞

 

中には、ちょっと意外なものもあります。

例えば、「女の子」を意味する Mädchen という単語。女の子なので、てっきり女性名詞だと思いますが、Mädchen は 中性名詞 になります。

そして、この名詞の性が、ドイツ語を学ぶ上でなかなか厄介者です。

なぜなら、名詞の性別によって、その名詞にかかる冠詞や形容詞の形が変わってしまうからです。

 

英語では、

  • the father

  • the mother

  • the child

のように、どんな名詞にも「the」をそのまま使えますが、ドイツ語では、

  • der Vater

  • die Mutter

  • das Kind

のように、「the」に当たる定冠詞が、名詞の性によって「der」「die」「das」と変化してしまうのです。

 

名詞の性によって、他にも形容詞の形が変わったりと、なかなか複雑なルールがあるのですが、まずは「ドイツ語の名詞には性別があるんだ!」ということを覚えておきましょう。

 

また、格(主格、対格、与格、属格)によっても文中の名詞や代名詞が変化します。

一方、英語はこのような複雑な変化をほとんど持っておらず、比較的簡潔な文法構造となっています。

 

例えば英語でも、主語に合わせて以下のように人称変化します。

I play basketball.
He plays basketball.

こんな形で、主語に合わせて動詞が変化しますよね。

このように英語で起こる人称変化といえば、「3人称単数(sheやheなど)」の時、動詞の末尾に「(e)s」がつく、程度の変化ですが、ドイツ語では、私、君、彼、私達、あなたたち、という主語によって異なる人称変化をします!

 

 ドイツ語の変化

 英語の人称変化

 私(ich)

語幹 + e

spiele

語幹

play

 君(du)

語幹 + st

spielst

語幹

play

 彼(er)

語幹 + t

spielt

語幹 + s

plays

 彼女(sie)

語幹 + t

spielt

語幹 + s

plays

 それ(es)

語幹 + t

spielt

語幹 + s

plays

 私達(wir)

語幹 + en

spielen

語幹

play

 君達(ihr)

語幹 + t

spielt

語幹

play

 彼ら(sie)

語幹 + en

spielen

語幹

play

 

英語は彼、彼女、それの時にsがつくのみの変化ですが、ドイツ語ではより多様な変化が起きていることがわかりますね。

このように、英語と比べると主語に合わせた動詞の変化(人称変化)が多いこともドイツ語が難しい理由の1つです!

 

 

2.不規則変化動詞が多い

ドイツ語は英語よりも人称変化のパターンが多いことをご紹介しましたが、

なんと上の表の通りに変化しない動詞(不規則変化動詞)も多数あるのです…。

 

 与える

 (乗り物で)行く

 食べる

 助ける

 私(ich)

gebe

fahren

essen

helfe

 君(du)

gibst

fährst

isst

hilfst

 彼(er)

gibt

fährt

isst

hilft

 彼女(sie)

gibt

fährt

isst

hilft

 それ(es)

gibt

fährt

isst

hilft

 私達(wir)

geben

fahren

essen

helfen

 君達(ihr)

gebt

fahrt

esst

helft

 彼ら(sie)

geben

fahren

essen

helfen

 

「君、彼、彼女、それ」のところが、通常の人称変化と異なる変化をしているのです!!

こういった不規則変化動詞も多いため、難しいと感じる方も多いかと思います…。

 

 

3.語順の違い

英語は基本的にSVO(主語-動詞-目的語)の語順ですが、ドイツ語は語順がより柔軟で、文の構造や目的に応じて動詞が文末に来ることがよくあります。

例えば、従属節では動詞が最後に置かれるため、英語話者にとっては理解しづらい場合があります。

 

英語の主要文では、動詞は常に主語の後に置かれ、その位置が変わることはありません。

  • I eat an apple every day. (私は毎日りんごを食べます。)

しかし、ドイツ語では、動詞の位置が大きく変わる場合があります。

  • Ich esse jeden Tag einen Apfel. (私は毎日りんごを食べます。)

この例文では、英語とドイツ語の語順は同じです。しかし、接続詞や副詞句などが文頭に来ると、ドイツ語では動詞の位置が変化します。

  • Jeden Tag esse ich einen Apfel. (毎日、私はりんごを食べます。)

このように、ドイツ語では副詞句 "Jeden Tag" が文頭に来たため、動詞 "esse" が主語 "ich" の前に移動しています。これは、倒置と呼ばれる現象です。

 

 

4.従属文における動詞

ドイツ語の従属文は、英語と大きく異なる点の一つです。英語では、従属節内でも主語の後に動詞が来ますが、ドイツ語では動詞が文末に移動します。

  • I think (that) you are right. (私はあなたが正しいと思います。)

  • Ich denke, dass du recht hast. (私は、あなたが正しいと思います。)

英語では "you are right" と従属節内でも語順は変わりませんが、ドイツ語では "du recht hast" と、動詞 "hast" が文末に移動しています。

 

 

5.分離動詞

ドイツ語には、分離動詞と呼ばれる、基本動詞に前綴りがついた動詞が存在します。分離動詞は、主要文では前綴りが動詞から分離して文末に移動するという、なんともトリッキーな動きをします。

  • He gets up early every morning. (彼は毎朝早く起きます。)

  • Er steht jeden Morgen früh auf. (彼は毎朝早く起きます。)

英語では "gets up" と動詞は一緒ですが、ドイツ語では "aufstehen" という分離動詞が使われており、"steht ... auf" と前綴り"auf" が文末に移動しています。

 

 

このように、ドイツ語の語順は英語よりも複雑に見えますが、これは決してランダムなものではありません。

ドイツ語の語順は、文のリズムや情報構造、強調したい語句などによって変化し、これらの要素が組み合わさることで、独特のリズムと表現の幅広さが生まれます。

例えば、文頭に置かれた語句は、強調されたり、新しい情報として提示されたりする傾向があります。また、動詞を文末に置くことで、文全体に緊張感を持たせ、最後に重要な情報を伝える効果もあります。

語順の自由度が高いからこそ、ドイツ語は論理的で、かつ感情豊かな表現も可能な、奥深い言語です。

 

 

6.発音の違い

ドイツ語と英語の発音も大きく異なります。

英語に特有の「th」音や、柔らかいR音に対し、ドイツ語では強いR音やシャープな発音が特徴です。

また、ドイツ語には二重母音が多く、これも英語とは異なる発音の要素です。

 

 

 

 

 

 母音の発音

母音

ドイツ語

英語

例(ドイツ語 - 英語 - 日本語)

a

[aː] (アー)

[æ] (ア)、[ɑː] (アー)

Tag - tag - 日

e

[eː] (エー)

[e] (エ)、[iː] (イー)

seen - sean - 見られる

i

[iː] (イー)

[ɪ] (イ)、[aɪ] (アイ)

wie - like - ~のように

o

[oː] (オー)

[ɒ] (オ)、[oʊ] (オウ)

so - so - だから

u

[uː] (ウー)

[ʌ] (ア)、[uː] (ウー)

Hut - hoot - 帽子

 

【例】

  • ドイツ語の "Tag" は「ターク」のように発音しますが、英語の "tag" は「タグ」に近いです。

  • ドイツ語の "sehen" は「ゼーエン」のように発音しますが、英語の "sean" は「シーン」に近いです。

 

子音の発音

子音

ドイツ語

英語

例(ドイツ語 - 英語 - 日本語)

r

[ʀ] (舌奥を震わせる音)

[ɹ] (舌先を巻く音)

Rock - rock - 岩

ch

[ç] (舌先を口蓋に近づけて出す音)

通常は発音しない

ich - I - 私

v

[f] (フ)

[v] (ヴ)

Wasser - water - 水

w

[v] (ヴ)

[w] (ゥ)

Wie - why - なぜ

th

[t] (ト)

[θ] (thの発音), [ð] (thの発音)

Theater - theater - 劇場

【例】

  • ドイツ語の "Rock" は、英語の "rock" よりも喉の奥で発音するようなイメージです。

  • ドイツ語の "ich" の "ch" は、英語にはない音で、「ヒ」と「ハ」の中間のような音です。

  • ドイツ語の "Wasser" は「ヴァッサー」、"wie" は「ヴィー」のように発音します。

  • ドイツ語の "Theater" は「テアター」のように発音し、「th」は「θ」や「ð」の音では発音しません。

 

以上のようにドイツ語は、英語よりも母音をはっきり発音する傾向があり、子音も強く発音する傾向があります。

また、ドイツ語には、英語にはないウムラウト (ä, ö, ü) の発音があります。

 

 

ドイツ語と英語は、似ている部分もあれば、大きく異なる部分もある言語です。共通の祖語を持ちながらも、それぞれの歴史や文化を反映して独自の進化を遂げたドイツ語と英語。その違いを比較することで、言葉の多様性と、その背後にある人間の思考や文化の豊かさを改めて実感することができます。

 

ドイツ語と英語の比較を通して、言葉の面白さや奥深さを少しでも感じていただけたら嬉しいです。

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北海道に「ドイツワイン」のイベントが開催されました。室蘭工業大学のドイツ語クラス

先日、室蘭工業大学にてドイツワインのセミナーイベントが開催されました。

とても楽しい時間を過ごしましたので、ここで紹介させていただきます♪

 

講師:山野 高弘さん

ドイツワイン王子 ドイツワインの伝道師等と呼ばれている、ワインインポーター ヘレンベルガー・ホーフ株式会社 代表取締役社長 の山野 高弘さんが講師として来て下さいました。

 

山野さんは若い頃、ドイツのワイナリーで3年間の研修を経験しました。

2001年から2年間、バーデン地方のベルンハルト・フーバー醸造所で主に畑作業に従事し、2003年には1年間、ラインガウ地域のゲオルグ・ブロイヤー醸造所で研修を受けられたそうです。

 

研修中は朝7時から夕方5時まで、ブドウ畑の不要な枝を取り除いたり、新芽を摘むなど、非常に地味で体力的に厳しい作業を毎日続けられました。

研修の合間には、フライブルク大学に通いながら、労働ビザやドイツ語能力証明の試験で語学学校に通われていました。

当初は日本人向けの語学学校に通られていましたが、日本語ばかり話してしまう環境が成長の妨げになると感じ、すぐに辞め、現地の語学学校に通うことにし、そこで多くの国から来た留学生たちと交流し、語学力を向上させたそうです。

 

現在、ドイツワインの伝道師として、幸せな情報を発信し、ドイツワインの再興に向けて着実に歩みを進めていらっしゃいます。

 

そんな山野さんからブドウ畑の作業やドイツの生活、マイスターから学んだ事等の講義をして頂きました。

 

 

ドイツブドウ畑の作業

1~2月は、ぶどうの樹の剪定が行われ、樹の約8割が切り落とされます。

これにより、ぶどうと緑のバランスが取れ、理想的な収穫量が得られます。

 

3~5月は発芽期で、必要な肥料を与え、土壌を耕します。

 

7~8月には枝や葉を管理し、病害虫対策を行い、9月には収穫が始まります。

収穫のタイミングは品種ごとに異なり、手摘みや機械収穫で行われます。

アイスワインの収穫は、氷点下7度以下の日に、ぶどうが凍結した状態で行われます。

このように、ドイツのぶどうの収穫期は12月末まで続きます。

 

 

ドイツワイン


ワイン産地としてのドイツは、ワインベルトと呼ばれる北緯30~50°、南緯20~40°に位置する地域に属し、冷涼な気候が特徴です。このため、ブドウを完熟させるのが難しく、ドイツでは糖度の高いブドウが重宝され、甘口ワインが多く作られてきました。ドイツワインの歴史は古代ローマ時代に遡り、特にモーゼル川流域では1~2世紀にローマ人がブドウを植樹し、本格的なワインづくりが始まりました。しかし、歴史を通じて多くの困難がありました。ゲルマン民族の移動や30年戦争、フィロキセラ禍などでワイン産業は打撃を受けましたが、カール大帝の時代に再び活気を取り戻し、現在ではドイツは高品質な辛口ワインの生産国として知られています。

ドイツは白ワインの生産国としても有名で、リースリングというブドウ品種が主流です。この品種は辛口から甘口まで幅広く対応し、非常に高級なワインを生み出します。ドイツワインは繊細な味わいとピュアなアロマが特徴で、特にオーガニック系のワインが多く、軽快な印象を与えます。赤ワインも生産されていますが、ピノ・ノワール(シュペート・ブルグンダー)を使ったミディアムからライトボディのすっきりとした味わいが主流です。また、ドイツは甘口ワインでも有名で、特にトロッケンベーレンアウスレーゼは世界三大貴腐ワインの一つとして高い評価を受けています。

ドイツワインの品質分類は独特で、「地理的表示なし」と「地理的表示あり」に分けられます。地理的表示ありのワインはさらに「ラントヴァイン」「Q.b.A(クーベーアー)」「プレディカーツヴァイン」に分類されます。特にプレディカーツヴァインは、収穫時のブドウの糖度によって等級が決まります。最も基本的な「カビネット」から始まり、完熟ブドウを使用した「シュペートレーゼ」、さらに厳選されたブドウで作られる「アウスレーゼ」、そして貴腐ブドウを使用した「ベーレンアウスレーゼ」と続きます。最も高級なランクは「トロッケンベーレンアウスレーゼ」で、貴腐ブドウのみを使い、非常に高価で希少なワインとして知られています。

このように、ドイツワインは辛口から甘口まで、また価格帯もカジュアルなものから高級品まで幅広く揃っており、その品質とコストパフォーマンスの高さが魅力です。

 

 

酒本商店

そんなドイツワインは北海道室蘭市の酒本商店さんに取り扱いがあります!

今回のセミナーにもご参加頂きました。

 

酒本商店さんの創業は明治43年で北海道でも有数の地酒とワインの専門店です。

全国の銘酒100種、ソムリエが厳選した世界のワイン500種という品揃えとなっておりますので、是非ドイツワインを飲んでみてください!

 

酒本商店

〒051-0036 北海道室蘭市祝津町2丁目13-7

TEL 0143-27-1111

https://sakemoto.org/

 

 

また、北海道のワインとしてドイツで生まれたブドウ品種、ケルナーが人気です。

 

ケルナーはマイナス10度の寒さも耐えられる耐寒性があること、ドイツワインの主要品種であるリースリングより早く成熟して収穫量が確保できることから、1990年頃はドイツで広く栽培されていました。

耐寒性があって早熟、収穫量も多いと三拍子揃った優等生ブドウで、ドイツにおいては交配品種の最高傑作と言われてきました。

 

日本でも1970年代にドイツと気候が似ている北海道に導入され、現在もケルナーから多様なスタイルのワインが造られています。

ケルナーからは甘口から辛口、さらにスパークリングワインと多様なスタイルのワインが造られています。

総じて、アロマティックでマスカットのような甘い香りやミントのような清涼感のある香りがし、みずみすじい酸味を持つフレッシュでフルーティーな味わいのワインとなります。

 

現在、白ワイン用ブドウ品種としては北海道最大の栽培面積となっており、日本のケルナーの全醸造量の大半を北海道が占めています。

道内では後志地方の余市町を中心に栽培が盛んで、多くのブドウ農家がケルナーを栽培しています。小樽市にある北海道ワイン株式会社は道内産のブドウのみでワインを造る老舗で、優良ブドウ生産者と契約を結び、高品質なケルナーのワインを生産しています。

北海道産ケルナーから造られるワインは甘口から辛口、スパークリングワインと多様であること、比較的リーズナブルなものが多いことから、デイリーに楽しむワインとして北海道を中心に根強い人気があります。

 

 

カフェ【TENTO】さんにて親睦会





セミナーの後は、室蘭工業大学の大学会館にあるカフェ【TENTO】さんにてドイツワインとお料理を楽しみました♪

 

TENTOさんがご用意して頂いたメニューは驚くほど豊富で、どれもとても美味しかったです。

 

・パテドカンパーニュ (マイルドな口当たりと深い味わいが絶妙!)

・鴨スモークのサラダ添え (スモークの香りと新鮮なサラダのハーモニーが素晴らしい!)

・ラタトゥイユ (野菜の旨みがしっかりと感じる美味しさ!)

・チーズ盛り合わせ (様々な風味と食感を楽しめる一皿!)

・キッシュ (サクサクの生地と濃厚な具材が絶妙なバランス!)

・ポタージュ (濃厚でクリーミーな味わい!)

・生ハム (繊細な味わいと口の中でとろける食感!)

・オリーブ (香り高く、ワインとの相性抜群!)

・デザート (上品な味わい!)

などなど、たくさんご用意頂きました!

 

どの料理も絶品で、ドイツワインとの相性が抜群でした。

ワインがどんどん進んでしまうほどの美味しさです!

 

ドイツは食肉加工品の文化が発達しており、ハムやチーズなどの品質の高さは世界的に有名です。 今回のメニューでもその素晴らしいさを堪能できました。

 

学生だけでなく一般の方もご利用いただけるカフェ【TENTO】さん。

今回のイベントの為に特別にご用意頂きましたが、他にもたくさんの美味しい料理がありますので、ぜひ皆さんも食べにいらして下さい♪

 

定期的に様々なイベントも開催されていますよ!

 

ちなみに今回ワインがあるので、学生は不参加でしたが、ドイツだと16歳~飲酒OKですので、早くからお酒を飲んでみたい!という方はドイツに行ってみても良いかもしれませんね♪

 

室工大カフェ TENTO

北海道室蘭市水元町37-8 室蘭工業大学 大学会館

https://npotentoten.wixsite.com/tentotenwebsite/about-1

 

営業時間

[月~金]11:00~16:30

[第2第4土]11:00~15:00

 

 

最後に

語学勉強に励んでいる方は、今回山野さんがお話して頂いた下記を意識して勉強してみて下さい!

 

【語学勉強で重要なこと】

1.     言葉に浸る - 目標言語の環境に身を置き、五感で言語を感じましょう!

2.     読む・聞く・話すをバランスよく - 総合的なスキルアップが上達の鍵です!

3.     目的を持つ - 明確な目標が、モチベーションを高めます!

 

【語学勉強のコツ】

1.     目標は低く - 小さな成功を積み重ねることで、大きな進歩につながります!

2.     失敗こそ成長への最短距離 - 間違いを恐れず、それを学びの機会として相談しましょう!

 

ワイン作りと同様、語学習得も情熱と忍耐が必要です!

上記ポイントを意識して、語学の旅を豊かにものにしましょう!

 

山野さんの経験が示すように、語学習得の段階は挑戦の連続です。

しかし、その先には新しい世界との出会いが待っていますよ。

ドイツワインを楽しむように、語学学習も一歩一歩、味わいながら進んでいきましょう。

Prost!(乾杯)

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