ドイツ 桜 時期

歴史も名所も...ドイツ人も日本人も愛している”桜”について徹底解説!

歴史も名所も...ドイツ人も日本人も愛している”桜”について徹底解説!

実はドイツにも桜が!?

桜は日本のものというイメージがある方もいるかもしれませんが、本来桜の野生種は日本だけでなくヨーロッパ諸国や中国、北アメリカ大陸などの北半球の温帯に多く存在します。

日本や中国などに多いのはヤマザクラやセイヨウミザクラなどの”サクラ属”に

分類される桜ですが、ヨーロッパ諸国の桜はモモやウメと同じ”スモモ属”に分類されます。

ドイツでは1866年に博物学者のフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが日本から”ホクサイ”と呼ばれる品種を持ち出したことが桜の歴史の始まりとされています。また、1977年から3年間”日本花の会”と呼ばれる花と緑の名所を作り出す団体がハンブルグに5000本の桜の苗木を贈呈したり、ベルリンの壁崩壊後に日本のテレビ局である”テレビ朝日”と日本花の会が共同で6000本の桜の木を贈呈したりと日本との協力関係を持ちながら桜の数を増やしていきました。